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フランス研修旅行でのワイン入荷しました! [ワイン]

ようやく今年の二月にボルドーでテイスティングしたワインが入荷してきました。

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左から シャトーロビンサンドニ ブラン 2010、シャトーモネ 2008、ベンジャミンシャントグリーヴ 2006

コンセプトはカジュアルボルドーです。
地元の人々が肩ひじ張らずに飲んでいるデイリーな味わいを普通に出すことが出来ればという思いで選んでみました。特別樽を利かせている訳でもなく、果実味たっぷりにしている訳でもなく、かといって大手のカジュアルワインみたいに大量生産している訳でもありません。 選考基準はぶどう品種の特性と地域の特性がしっかり表現されていることと、飽きの来ないバランスの良さがあるかどうかで選んでみました。

今はまだ、赤は「重いもの」、白は「ドライなもの」という風潮が日本にはありますが、地域の味の特性はもちろん、徐々に飲み疲れしないワインへの流れがビオワインなどから汲み取れるような気がします。(ビオはややブランド化していますが・・・)
事実、(ボルドーではなく)今回訪問したブルゴーニュの造り手さん達の多くは、目指すワインは「ストレスなく飲み口の良いワイン」を目指していると言っていました。ジュリエットの旦那さんのブノワも当店に来店した際、「うちのワインはグランクリュであっても談笑してて気が付いたら一本飲み終えているようなワインを造りたい」と言っておりました。

するっと飲めてテロワールを感じるワイン??今の自分には想像できないですが次世代の造り手たちは確かにそこを目指している気がしました。

アンヴェールではとりわけ次世代のワインを扱う気はありません。ビオワインであってもあえてフォーカスして扱う気もありません。

ただ、自分が感じうる限りの、葡萄と地域の特性が生きたバランスのいいワインを扱っていこうと思っています。

いわゆる「自然体のワイン」(自然派ではなく)とでもいうのでしょうか。


とはいってもいわゆる「受けの良いワイン」なんかも取り入れつつ店のセレクトとしていくんですけどね・・・

話が長くなりましたが・・・

そんな気持ちで選んだ、何の変哲もない特別なワイン。


デイリーなワインとして是非。

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アンヴェール 2011 france 371.jpg

アンヴェール 2011 france 395.jpg

ボルドー サラン社のシギハラさん、インポーターのアストルさんのご協力により実現できました。

ありがとうございます。 
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